VICTOR XL-Z521の仕様 ビクター - オーディオの足跡

XL-Z521の画像
  • VICTOR XL-Z521
  • ¥59,800(1988年頃)

 解説 

フルタイム18ビットD/Aコンバーターを搭載したCDプレイヤー。 D/A変換部にはフルタイム18ビットL/R独立コンビネーション4DACを搭載しています。 XL-Z521では、精度の追求が困難な下位2ビットをディスクリート構成とし、16ビットDACと電流加算するコンビネーション4DAC構成を採用しており、小入力時から大入力時まで常時18ビットをフル稼働させることで高精度・高分解能を実現しています。 デジタルフィルターには8倍オーバーサンプリングデジタルフィルターを採用しています。 44.1kHzから8倍の352.8kHzまでシフトアップし、不要な高周波成分を取り除くことでD/A変換後のローパスフィルターの負担を軽減し、位相特性、歪率、SN比を改善しています。 シャーシ構造には分厚いトリプルシャーシを採用しています。 シャーシベースの下に厚さの異なるボトムベースを2枚装着し、効果的にボディの共振モードを分散させています。さらに強固なシャーシ構造によって総重量8.5kgを実現しており、共振を抑えるとともに不要な振動を排除しています。 また、大型インシュレーションフットを3.2mm厚のボトムベースに直接取付、外来振動の低減を図っています。 回転部には新開発のスタビライズ・ホイールを搭載しており、サイズの異なるディスクの慣性モーメントを均一化して回転安定性を高めています。 デジタル回路・サーボ回路とオーディオ回路を基板ごとに独立させ、さらにオーディオ回路中のロジック部とアナログ部をオプティカルリンク方式で電気的にセパレートしています。これによりデジタルノイズの悪影響を排除しています。 FLディスプレイから発生するデジタルノイズの影響を排除するため、FL表示を消せるディスプレイON/OFFスイッチを搭載しています。 光と同軸の2系統のデジタル出力を搭載しています。 トリプル・エディティング・システムを搭載しています。 モード1のオートエディットでは、指定時間内に収まる曲をテープA/B面に曲順ごとに自動的に振り分けます。また、モード2のプログラムエディットでは指定時間内に収まる曲を好みの曲順でテープA/B面にプログラムできます。 モード3のマルチエディットでは、指定時間内なら何枚のディスクからでもプログラムができ、ディスクを入替えても選曲ごとに残量時間を表示したりできます。 リモコンに対応した電動ボリュームを搭載しています。 金メッキ出力端子を採用しています。 最大32曲のランダムプログラム選曲機能を搭載しています。 99曲インデックスサーチ機能を搭載しています。 曲間に4秒あけるオートスペース機能を搭載しています。 全曲/1曲/プログラム/A-B間の4種類のリピート機能を搭載しています。 シンクロ操作用のコンピュリンク端子を搭載しています。 ワイヤレスリモコンが付属しています。

  • コンビネーション4DACブロック図T
  • 内部回路
  • 背面端子部T
  • トレイ部T
  • シャーシ構造T
  • シャーシ断面図
  • 付属リモコン
機種の定格
型式 CDプレイヤー
周波数特性 2Hz~20kHz
全高調波歪率 0.0035%(1kHz、EIAJ)
ダイナミックレンジ 98dB(1kHz、EIAJ)
SN比 106dB(デジタルゼロ時、EIAJ)
ワウフラッター 測定限界値以下
出力レベル 2.0Vrms(フルスケール)
D/A変換 18ビット直線
デジタルフィルター 8倍オーバーサンプリング
操作機能 トリプル・エディティング・システム 32曲ランダムプログラム イントロスキャン リピート(全曲/1曲/プログラム/A-B間) オートスペース タイマープレイ
リモコン操作機能 トレイのオープン/クローズ 音量調節(可変出力及びヘッドホン出力) フェード 曲番及びディスクスキップ ディスプレイON/OFF
端子 デジタル出力端子:光/同軸、2系統 アナログ出力端子:固定/可変、2系統 コンピュリンク(シンクロ端子) ボリューム付ヘッドホン端子
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 14W(電気用品取締法)
外形寸法 幅435x高さ118x奥行300mm
重量 8.5kg
付属 ワイヤレスリモコン RM-SX521

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